家族葬(DIY葬)で葬儀費用を10万円以下に抑えてわかった6つの教訓

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お葬式は、家族や大切な人の「死」という現実と向き合い、弔う大切な儀式です。

その葬儀の種類には様々なものがあり、昨今では特に葬儀の「かたち」を選べる時代になってきました。

様々な葬儀の形がある中で、今回ご紹介するDIY葬とは、「Do It Yourself」葬の略で、つまりは「葬儀業者に頼らず、葬儀のすべてを自分たちの手で行う葬儀」のことです。

このページでは、家族葬(DIY葬)で葬儀費用を10万円以下に抑えるための教訓と題しまして、葬儀のかたちや低価格でDIY葬を行う上での教訓をご紹介していきたいと思います。

教訓その1 葬儀の種類を知る

【画像】http://www.ashinari.com/2010/06/13-337579.php

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まず初めに、一般知識として葬儀の種類や特徴をご紹介します。

1.一般葬

一般葬とは、身内の方を始め、ご近所にお住まいの方や、故人の勤められていた会社の方々など、故人と生前に関係のある方を呼ぶタイプの葬儀をいいます。

葬儀の内容としては、「通夜」、「葬儀式」、「告別式」、「火葬」があります。

「通夜」とは、亡くなった家族や知人への思い出を語り合ったり、死を偲ぶための儀式です。

「葬儀式」とは、遺族やごく親しい知人が中心となって故人の冥福を祈り、魂を浄土に送るために行われる儀式です。

宗教的な意味合いが強く、僧侶が読経を行うなど、しばしば宗教儀礼によって執り行われます。

「告別式」とは、遺族や友人・知人などが故人と最後のお別れをする社会的な式典とされています。

「火葬」とは、ご遺体を葬るための処理の一つで、遺体を焼却することでです。

そのほかにも、祭壇の飾りつけや、流す音楽に工夫をしたり、ビデオや記念コーナーを設置するなどして、故人の個性を表現した形の葬儀を行うことがあります。

このように、葬儀の内容や参列者数などに応じて式場選びを行う必要があります。

また、一般葬においては、お香典の風習が残っている場合が一般的であり、お香典を受け取った場合には、お返しをする必要があります。

2.家族葬

特に参列者を呼ぶことはなく、家族、親族やしたしい友人などの身内のみで執り行うタイプの葬儀をいいます。

1つ1つの葬儀の形式がシンプルなものが多いのが特徴です。

また、参列者に気を使うことがないため、じっくりと故人とお別れをすることができます。

一般葬との違いは、参列者の有無であり、儀式の内容を省くというようなことは基本的にはありません。

会場も自宅で執り行う場合や、自宅から離れた式場で執り行う場合など、様々なかたちがあります。

家族葬の場合、身内だけで葬儀を行うという意味合いから、お香典を辞退するケースが増えています。

3.日葬

一日葬とは、通夜を省き、「葬儀」、「告別式」、「火葬」のみを1日で執り行うタイプの葬儀をいいます。

日数が少ないため、通常の葬儀と比べ身体的な負担も軽くなるという特徴があります。

また、遺族や親族が仕事の休みを取りにくい場合や、遠方に暮らす人が多い場合などで2日間のお葬式は難しいという場合に、短い時間でお別れができるのが特徴です。

4.直葬(火葬式)

直葬とは「通夜」、「葬儀」、「告別式」などの儀式を一切省き、火葬のみを行うタイプの葬儀をいいます。

別名を「火葬式」ともいいます。

葬儀に費用をかけたくない、高齢で亡くなったため呼べる親族・知人がほとんどいない、仏教離れにより儀式としての葬儀の重要性が薄れたという場合に選ばれるのが特徴です。

直葬は、通常の葬儀に比べて安価なのが特徴ですが、直葬の場合においても、細かくいうと亡くなった場所からの搬送、納棺、安置、死亡診断書の提出と火葬埋葬許可書の取得、火葬が必要です。

直葬は、経済的に葬儀を行う余裕がない方にとっても、残された遺族に負担をかけたくない方にとっても、存在意義のある葬送方法です。

直葬の際にお寺さんにお経を読んでもらうこともできます。

5.無宗教葬

宗教者を招かずに、宗教にとらわれず自由な形で行うタイプの葬儀をいいます。

葬儀というよりも、追悼式というべき葬儀形式で、焼香の代わりに献花を行い、祭壇には花と遺影を飾り、音楽を流すなど、宗教から離れた自由な形で行われる葬儀です。

無宗教葬にも様々なかたちがありますが、最近特によく聞かれるようになってきたのが「お別れの会」です。

お別れの会とは、主にホテルやレストランなどを会場として行われることが多いようです。

通常、ホテルでは遺骨の持ち込み、焼香、読経などが許されない場合が多く、葬儀に際して参列者・主催者ともに喪服を避け平服を着用するなど、「お別れの会」は、宗教色のある葬儀とはまた違った、パーティーのような形式が一般的です。

教訓その2 DIY葬のコンセプトを考える

【画像】http://www.ashinari.com/2011/09/20-350490.php

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今回は、家族葬、さらにDIY葬ということで、しかも10万円以下という価格で葬儀を行うわけですから、価格を抑えるための葬儀のコンセプトをまず事前に考えていく必要があります。

葬儀のかたちは法律で決まっているわけではないため、上述の葬儀の種類にはとらわれず、予算を考えて自分で葬儀をプロディースしていくことがたいせつです。

1.必要最低限の儀式で、家族のみで行う

一般葬や家族葬、一日葬の場合、上述した通り、「通夜」(一日葬は除く)、「葬儀式」、「告別式」、「火葬」などの様々な儀式を行うのが一般的ですが、10万円という予算の中で、これだけの儀式を行うことは到底難しいとお分かりいただけるかと思います。

よって、それらの儀式を省き、必要最低限の儀式を行います。

上述の中では直葬という葬儀のかたちが一番近いものになります。

また、参列者が多いほど、お料理代やお車代などが発生しますので、家族、親族などの近親者のみで行う葬儀とします。

2.無宗教葬で行う

一般葬では、お坊さんを呼び、葬儀の間中、読経が行われているイメージがあると思います。

こちらの読経も、もちろん無料で行っていただけるわけではありません。

お坊さんに読経をしてもらうときに支払うお礼をお布施といいます。

例えば、仏式では、通夜式や翌日の告別式への読経、火葬時の炉前での読経までを含んだもので、日本消費者協会が実施したアンケートによれば、葬儀におけるお布施の全国平均金額は約45万円と報告されています。

(この金額には、読経料、戒名料、お車代、御膳料を含んでいます。)

直葬の場合でお坊さんをお迎えするにしても、葬儀自体を10万円で済ませるわけですから、こちらもかなり難しいといえるでしょう。

つまり、お坊さんを迎えないお葬式の形式である必要があります。

ひいては、先祖代々のお墓があり、そこに納骨を考えていたり、すでにお寺の檀家だったりした場合は、お付き合いのあるお寺に読経をお願いしなくてはならないため、その時点で10万円以下のDIY葬は難しくなるでしょう。

この場合、もちろん戒名などもつきません。

3.自分で用意できる物の使用を考える

DIY葬とは、冒頭で述べた通り、葬儀業者に頼らず、葬儀のすべてを自分たちの手で行う必要があるため、いわゆる業務用ではなく、私たちの身近に存在し、誰でも用意ができるものを使用して葬儀を行う必要があります。

いくら儀式を省いたからと言って、葬儀をするうえで、最低限必要な物は自分で用意をすることです。

これこそが、価格を抑えるための最大のポイントとなります。

自分で事前にプランを立て、必要なものは何か、どこで用意、または購入をしたらいいのかのプランを立てることが大切です。

教訓その3 葬儀の流れを知る

【画像】http://www.ashinari.com/2014/05/19-388537.php

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自分で葬儀をとり行うわけですから、上述のコンセプトに従い、まずは実際に行う葬儀の流れを知る必要があります。

ここでは、実際にご臨終を迎えてから、葬儀が終了するまでの流れを一例としてご紹介します。

流れの中で、事前準備が必要な個所もご紹介しますので、参考にしてください。

1.病院でご臨終を迎えた場合

【画像】http://www.ashinari.com/2014/10/16-391482.php

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病院では、息を引き取った後に、医師が死亡判定をくだします。

医師が死亡確認をした後、看護師が身体に接続されている点滴の管や呼吸器、モニターなどを外し、エンゼルケアを行います。

全ての処置を終えたのち、病室から搬出し、霊安室から搬送先へ移動されるのが一般的な流れです。

病院によっては、霊安室などに遺体を長く預けられる場合もありますが、基本的には、「葬儀業者が来るまで」というのが病院側の一般的な考え方であるため、できるだけ早く搬送してくださいと言われることが多いようです。

特に費用面において、注意が必要な項目について、ご説明しておきます。

1-1.エンゼルケア

エンゼルケアとは、故人の死後の処置をすることです。

具体的には、まず、腹部を圧迫し、尿と便を押し出し、全身清拭を行います。

次に、鼻、口、耳、膣、肛門の順に綿などを詰めていきます。

人間は死後に全身の筋肉が弛緩するため、これらの穴から体液が漏れてしまうためです。

特に、今回は、搬送も自分で行うため、詰め物に関しては特に徹底してもらうように注意が必要です。

肛門には、詰め物をした後に、紙おむつをするとよいでしょう。

次に、寝衣を着せ、男性はひげを剃り、女性は化粧をします。

最後に、手と手を合わせ合掌させます。

こちらの処置は、一般的には保険外負担であり、料金は病院ごとに設定されていますので、料金に関しては事前に確認しておく必要があります。

1-2.死亡診断書をもらう

死亡診断書とは、患者の死亡について医者が作成する書類(診断書)のことです。

これをもって死亡を証明する書類です。

医師が日頃から診断していた患者について、診察後24時間以内の死亡や、明らかに診察中の疾患によって死亡が確認できる場合に、作成されます。

死亡診断書に関しても、保険外負担になるので、発行にかかる費用は、全国統一料金ではありません。

病院によって、価格が異なるため、事前に調べておきましょう。

この死亡診断書があれば、個人で遺体の搬送ができ、火災許可証をもらう事ができます。

また、死亡診断書は、その後の銀行の預貯金や郵便局の口座の整理、保険などの申請、その他相続などに際して、原本やコピーを請求されることもあります。

事前に多く準備をする必要があるのか、または、コピーを提出することができるのかなどの確認をしておくとよいでしょう

1-3.ご搬送

遺体の搬送は、死亡診断書があれば個人で行っても違法ではありません。

遺体搬送時には、死亡診断書の携行が義務づけられてるため、ご遺体の搬送車には死亡診断書を保管している方が、必ず同乗してください。

葬儀業者ではなく、自分で遺体を運ぶためには、まず死体を防水シートで包み、遺体が転げ落ちないように横向きにし、物を置いたりして遺体を固定する必要があります。

車を持っていない場合や、遺体の搬送が不可能な車種の場合は、レンタカーの利用を考える必要があります。

レンタカーを利用する場合は、遺体を運ぶため、車種や大きさを事前に検討し、配送時間も事前に考慮しておけば、それほど費用はかけずに借りることができます。

また、レンタカー会社に、遺体の搬送が可能かを確認しておきます。

レンタカーの場合は、遺体の体液などで汚さないよう、より一層の注意が必要です。

 2.自宅でご臨終を迎えた場合

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現在では、実に8割を超える人が病院でご臨終を迎えていますが、残りの約2割は、その他の場所で亡くなっています。

自宅で息を引き取られた場合に、最も注意するポイントは、生前と同じだと考えて医師の死亡確認を待たずに、遺体に触れたり動かしないことです。

もし、移動を行ってしまうと、警察の介入が必要となってくる場合があるので、注意が必要です。

また、自宅で亡くなる可能性がある場合は、事前にかかりつけ医が自宅まで来てくれて、死亡診断書を書いてくれるかを確認することも重要です。

もし、できない場合や、突然亡くなってしまった場合には、発行される書類も死体検案書となり、費用も1〜3万円前後に増加してしまいます。

医師による死亡判定が下された後、病院と同じく、エンゼルケアが行われます。

これは、医師に同行した看護師が行う場合と、お葬式を担当する葬儀業者が行う場合があります。

葬儀業者を使わない場合、看護師にお願いできるのかを事前に確認しておく必要があります。

3.安置

3-1.安置場所

火葬に関する法律の中に、

「死亡又は死産後に24時間を経過した後でなければ、これを行ってはならない」

という法律があります。

ですから、最低でも24時間は、どこかに安置しなければなりません。

自宅に安置する場合は無料なので、安置するだけの費用から考えると一番おすすめです。

ただし、遺体が腐敗しないよう、ドライアイスが必要になりますので、自分で購入し、用意する必要があります。

ドライアイスの費用も考えると、安置室を使用した場合とそれほど変わらなくなってくる可能性もあります。

昔は、「無言の帰宅」という言葉があるように、遺体はいったん自宅に帰し、故人を偲び、お別れをするというやり方が一般的でした。

しかし、最近は家が狭い、マンションのため他の住人に迷惑になる、高層階のため出入りが大変などの理由で、自宅以外の場所に安置するケースも増えているようです。

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